福島の雪の中を走る東急電車
〜06.01.08〜
 東急電車の他鉄道への移動は、一時期東急旧5000系が中心であったが、各私鉄の昇圧、そして旧5000系を含めた車両が老朽化&冷房改造が不可能などの理由により、旧5000系の次は7000系に白羽の矢が立った。元々晩年の7000系は東横線8連(ストレート編成と6両+2両)と大井町線6連が中心であったが、VVVF車改造による7700系の誕生により、既存の先頭車は順次改造を受け、最初は大井町線、その後目蒲線、池上線に投入され、現在では多摩川線・池上線共通運用に使用されている。このため中間車に余剰が生じたが、7000系はMMユニットのオールM編成のためか、この福島の地に来たものは先頭車改造を受けたものである。
福島交通7000系 福島交通に入線したものはすべて先頭車化改造を受けたもの。 福島 福島交通7000系 改造箇所は運転席すぐ後ろの戸袋までであり、ステンレスの色が若干異なるため確認できる。 桜水
福島交通7000系 7000系は東急電車のうち唯一パイオニア型台車を履いている。 福島交通7000系 運転台を見ると見慣れた光景が。VVVF改造で余剰となった7000系のものの流用だろうか。
福島交通7000系 乗務員室と客室との仕切りも東急時代を感じる。これも流用だろうか。 福島交通7000系 ドア開閉スイッチも流用に感じる。
福島交通7000系 一部の車両の車端部の窓はルーバーで塞がれている。 福島交通7000系 内側はこんな感じ。
桜水にて休息中。左側の2本は3両編成。 福島交通7000系 ベンチレーターは東急時代のまま。
福島交通7000系 岩代清水−泉 福島交通7000系 笹谷−桜水